みなさんこんにちは
モバピックスのきりたにけいです。
いよいよ10月7日からPayPayが提供するフリマアプリの「PayPayフリマ」のサービスが開始され、この機会に初めてフリマアプリを利用する方も増えると思います。
そこで初めて出品する方が必ず直面する壁として「商品が売れない」という問題があります。
僕もPayPayフリマをガンガン利用していきますが、今まではメルカリをよく利用しており、取引履歴は100件以上でマイナス評価ゼロの状態をずっとキープしています。
フリマアプリのコツとして3つの基本要素を抑えれば間違いなく売れます!
①商品画像 ②商品説明 ③価格設定
ではこの3つの要素を踏まえて、僕が実際にしてきたことを紹介していきます。
売れる商品画像の撮り方
PayPayフリマで商品を探すときは、サムネイル形式で出品の一覧が表示されます。
商品画像の見栄えが良ければ、そこから商品ページを見てもらいやすく、購入につながる可能性も高くなるので、非常に重要なポイントです。
では売れやすい商品画像とはどんなものでしょうか?
生活感が強いと売れない
たとえばおしゃれなブランド物のバッグを売りたい場合。
商品写真を撮るとき、おしゃれなバッグの周りに、乱雑な部屋の様子など生活感あふれるものが写りこむのは購入者にマイナスのイメージを与えてしまいます。
ベストなのは商品以外は何も写らないような撮影ブースを用意するのが望ましいのですが、普通のご家庭にはそんな都合のいい空間はありませんよね?
そんな時に使えるのが、100円ショップなどで簡単に用意できる模造紙です。
厚手のつくりでポスター印刷などに用いられる用紙ですが、コシがあり透明度も低いので商品写真の背景としてかなり活躍してくれます。
模造紙の上に商品をただ置いて撮影するだけでもぐっと見栄えが良くなりますよ。
模造紙は白や黒など色の種類がありますが、商品の色味が映えるものを選びましょう。
照明はしっかり当てる
これも重要な項目です。
撮影時の光源が適切でなく全体的に暗いままだったりするのも、商品状態を画像で判断する購入者側にとってもあまり良い印象を持たれません。
撮影に適した照明が用意できない場合には、商品の撮影時間は朝がおすすめです。
自然な太陽光を取り込むことで、室内灯の下で撮影した場合よりも暗くて見えない部分が出にくく、明るくすっきりした商品写真ができます。
撮影前に商品をきれいにする
せっかく撮影に適した環境を整えても、商品自体が汚れたままではマイナス要素が目立つだけです。
フリマはいらなくなったモノを処分するのではなく、次に使いたい人に譲るものなので、買って頂いた方に気持ちよく使ってもらうためにも、掃除できるところは可能な限りきれいな状態にして、落とせない汚れや傷は撮影し正直に掲載するようにしましょう。
「売れればいいや…」という気持ちで出品していると、それがマイナス評価となって必ず返ってきますよ。
売れる商品説明の書き方
商品説明はその商品が欲しいと思ってページを開いた人への最後の一押しになります。
この商品説明の要素がかけていると、頻繁に質問のやり取りが必要になり非常に手間がかかりますし、購入後の返品トラブルに発展する可能性も十分に起こり得ます。
出品者購入者ともに嫌な思いをしない為にも、必要な事項はしっかりと記入していきましょう。
出品に至るまでの過程
たとえばバッグであれば今までどれくらいの頻度で使ったものか、しばらく使っていなかったものであれば保管方法はどうだったのかを記載する事で、購入者の商品に対する信頼が生まれます。
また外箱や説明書、付属品の有無も重要なポイントです。
どんなに良い商品であっても状態がよくわからないものを購入するのは勇気がいりますよね?
購入者の不安を取り除いて、購入までの後押しをするのが商品説明の役割です。
商品の定価を載せる
その商品の本来の価格を記載する事は、購入を考えているユーザーにとって重要な判断材料の一つになります。
商品にプレミアがついていなければ、普通は定価より安い価格設定になるはずなので「定価で買うよりどれだけお得か」という具体的なメリットが目に見えてわかりやすくなるからです。
定価がわからない場合は、購入当時の金額やネットなどで調べた現在の価格を参考にしましょう。
嘘の定価を記載して出品したものをお得に見せるのは絶対にNGです!
欠点は明確に記載する
商品を売りたいとき、ネガティブな要素はできれば記載したくないですよね?
しかし、重大な欠点を隠したまま売ってしまった場合、購入者が思っていた状態から大きく違うものが届いてしまうと、出品者に対する低評価はもちろん、場合によっては返品手続きに発展してしまう可能性もあります。
実際に出品者の評価点を参考にして売買を決めるユーザーは多いので、悪い評価をもらわないのはPayPayフリマを長く利用する上でかなり重要です。
ただし記載するべき欠点と、しなくてもいい欠点があります。
商品に対する不必要なマイナスイメージまで記載するのはやめましょう。
- 記載するべき欠点
明らかな汚れや破損、付属品の欠品がある - 記載しなくていい欠点
サイズが合わなかった、デザインが悪いなど個人の主観
PayPayフリマは基本的に中古品がメインの取引なので、それを理解しているユーザーであれば多少商品状態が悪くとも気にせずに購入してもらえます。
発送までの日数は可能な限り短く
発送までの日数を短く設定する事も重要なポイントです。
ライバル商品と比較されるとき、購入者は発送までの日数も見ています。
条件が同じであれば必然的に早く到着する方を選びますよね?
仕事や休日の都合などなかなか難しい部分はありますが、特に理由がないのであれば最短である【1~2日】で設定しましょう。
迅速な対応は取引成立後の購入者からの評価も高くなるケースが多いです。
参考までにメルカリでは最短発送を行う出品者に対して「スピード発送バッジ」というものが、付与されていましたので、出品者のステータスとして優位性がありました。
売れる価格設定の方法
ではPayPayフリマでの売れやすい価格設定とはどのようなものでしょうか。
収入に直結する部分なので非常に重要ですね。
他者の出品価格を参考にする
出品する前に、その商品をアプリ内で必ず検索するクセをつけてください。
過去にどれくらいの価格でいくつ出品されたのか、または現在も売れ残ってしまっているモノなのか出品前にリサーチする事がとても重要です。
当たり前ですが購入者は出品されているものを比較して、その中から条件の良いものを選びます。
- 同じ商品が複数出品されている場合
それらよりも少し下げた値段で出品すると格段に売れやすい。 - 同じ商品の出品がない、最後に売れてから日数が経っている場合
少し高めの値段でも売れる場合がある。
既に出品されている同商品の状況や出品数、コメント欄での値引き交渉や質問などは非常に参考になりますのでチェックするようにしましょう。
送料と梱包料、値下げ料?
商品の価格を決めるときに大切なのは、PayPayアプリの販売手数料10%以外にも送料と梱包料、値下げ料を考慮してしっかりと利益が取れる価格に設定することが必要です。
PayPayフリマでは送料は出品者が負担する事になっています。
既存のフリマアプリでは購入者負担も選べましたが、わかりやすくトラブルを避けるためにも統一したのでしょう。
梱包料に関しては、輸送箱や緩衝材などの料金が出品を重ねると馬鹿にならない金額になりますので、梱包品を用意する場合はその経費も可能な限り計算に入れましょう。
しかし元値の低い商品ほど販売価格に余裕を持たせることができないため、必要最低限かつ雑ではない梱包方法が必要です。
値下げ料に関してですが、需要の高い「即売れ商品」以外は高確率で値引き交渉が入ります。
PayPayフリマでは価格交渉ボタンがついており、既存のフリマアプリで頻繁にみられるコメント欄での価格交渉がスムーズに行えるようなシステムになっています。
あらかじめ価格交渉が入ることも見越して初期の値段設定をするのも重要です。
いくらで売るかではなく、いくらなら払えるか
価格設定に困ったら、立場を変えて考えてみる方法もおすすめです。
出品しようとしているもの、あなたが購入するとしたらいくらまで払えるのか購入者視点で考えると、おのずと売れやすい価格を導き出せると思います。
売れ残ってしまったものも、この考えを当てはめてみると対処法がわかるはずです。
【まとめ】高評価される取引を心がける
いかがでしたでしょうか。
・商品説明は詳しく書く
・価格設定は他者を参考にする
この基本の3つをしっかり抑える事で、不用品がずっと売れない状況を防げますし、信頼できる出品者として評価も上がり、楽しくそして長くPayPayフリマが利用できるようになるはずです。
ここまで読んで頂きありがとうございました。