みなさんこんにちは
モバピックスのきりたにけいです。
今回はいくつかの格安SIMにはある機能として「バーストモード」についていったいどんな機能なのかを解説していきたいと思います。
バーストモードとは
機器間のデータ通信の手順として、通常は一定のデータ量ごとに複数回内部的なやりとりが行われていますが、所謂「バーストモード」と呼ばれる手段では通信し始めの短時間でそれらを無視し、一気にデータを転送してしまう事によって短時間での通信が行えるものです。
最近ではフラッシュメモリなど、様々な通信機器に用いられているそうです。
では格安SIMで「バーストモード」と呼ばれるものが具体的にどんなものかというと、低速通信時に通信を始めた最初のわずか数秒間のみ通常の高速通信と同じ速度が出せるため、データ量の軽いLINEやメール、簡単なSNSであれば「低速通信時」でもストレス感じることなくネットができるようになりますこれってかなり便利ですよね。
格安SIMの低速通信時ってどんなとき?
格安SIMを利用していて低速通信に切り替わるときは主に2つのパターンがあります。
- ユーザーの意思で「節約モード」に切り替えたとき
- データ通信容量の超過によって「通信速度制限」されているとき
通信速度制限はドコモ、au、ソフトバンクの3大キャリアにも昔から存在するものなのでご存知の方も多いと思いますが、「節約モード」は具体的によくわからないという方も
いるのではないでしょうか。
節約モードとは
節約モードを利用するには、使用しているキャリア専用アプリ、または専用の会員サイトにてユーザーが任意でON/OFF切り替えることができます。
キャリアによって細かい名称は異なりますが、節約モードをONにすると通信速度が著しく低下しますが、データ通信容量を消費することなくネットが利用できるというものです。
格安SIM特有の事情として月に使用できるデータ容量が少ないプランで申し込む方が
ほとんどだと思いますが、仕事中などスマホを触らないような時間にあわせて
節約モードをうまく使う事で、毎月かなりのデータ容量を節約する事ができます。
通信速度制限とは
では、通信速度制限とはどういう場合でしょうか。
ユーザーがSIM契約時に選んだプランには月毎のデータ容量が決められています。
例えば、データ容量3GBのプランを選んだ場合、月内のサイト通信容量が3GBを超えてしますとキャリア側から制限がかけられ、著しく通信速度が低下します。
こうなってしまうと通常であれば追加でデータ容量を購入するか、月の更新日を
待つほかありません。
バーストモードは上記2つの「低速通信時」において効果を発揮してくれます。
バーストモードが使えるSIMは?
すべての格安SIMでバーストモードが使えるわけではありません。
今回はバーストモードが使用できるSIMの中でも特に人気の高いものを紹介します。
mineo
minenoのバースト転送は通信し始めの75KB分が高速通信になるようです。
「mineoスイッチ」というアプリから節約モードのON/OFFが可能です。
mineoの詳しい解説はこちら
最新版!mineo(マイネオ)解説・料金プラン・割引サービスまとめ
OCN モバイル ONE
OCN モバイル ONEのバースト転送は通信し始めの150KBが高速通信になるようです。
「OCN モバイル ONE」アプリまたはOCNマイページからターボ機能のON/OFFが可能です。
OCN モバイル ONEの解説はこちら
最新版!OCNモバイルONE解説・料金プラン・割引サービスまとめ
IIJmio(みおふぉん)
IIJmioのバースト転送は通信し始めの75KB分が高速通信になるようです。
「IIJmioクーポンスイッチ(みおぽん)」というアプリからクーポン(高速データ通信)をON/OFFが可能です。
IIJmioの解説はこちら↓
最新版!IIJmio(みおふぉん)解説・料金・機種・実際に使ってみて
バーストモードの注意点
とても便利なバーストモードですが、適用時は通常利用時の高速回線が使えるというだけで、通常利用時よりも高速で通信できるというわけではありません。
お昼時や、夕方など混雑しやすい時間帯、人が多い都会の駅などではやはり快適とは言えない場合も出てくるの点も理解しておきましょう。
バースト転送機能の性質上、動画など連続して常に通信を行うようなコンテンツに対してはほぼ意味がありません。
バーストモードのまとめ
いかがでしたでしょうか、データも節約する時代なんですね。
料金は抑えたいけどデータ容量もなるべく多く使いたい、そんな方に向けてバースト転送機能が使える格安SIMの中でもお勧めの3社の紹介でした。
ここまで読んで頂きありがとうございました。